講演
 
「未来型企業としていかに情報化に取り組むべきか」
 

講師:1994年度(社)姫路青年会議所理事長 村角 伸一 氏


 
いざ日本JC国際村へ、SONNY誕生。

 1986年に姫路青年会議所入会以来、11年間JCをやらせてもらって、昭和31年生まれということで40歳、無事本年卒業年度を迎えました。
JCでは皆さんのおかげで本当にいろいろな役職を経験させて頂きました。
特に93年に日本青年会議所のAPDC関係委員会の委員長をさせて頂き、翌年94年度はLOM(姫路青年会議所)の理事長をさせて頂き、本年は特別顧問をさせて頂きながらAPDCカウンシラー(評議員)を務めさせて頂きました。

日本青年会議所では、ほとんど国際畑一筋に歩んできたといってもいいのですが、いろんな先輩に恵まれて香港・ネパール・フィリピン・インドネシアなどで、各国の青年会議所運動をより一層推進して頂くためのお手伝いをするという活動を主にやってきました。


 国際畑というと話題にはことかかないのですが、7〜8年前は「国際村」という呼び名がありまして、国際室で活躍している人々は日本青年会議所では偏った人種であったわけです(笑)。
皆さん英語が堪能で、アメリカなどに留学経験をお持ちの方も多く、国際感覚あふれる方々ばかりでした。後に日本青年会議所でお名前の出てくる方々、例えば川島さんや山本さんなどは、この国際村のJCI関係委員会で委員長をされてから、中枢でご活躍になられることとなります。
私も大阪青年会議所の樋口さんがJCI関係委員会の委員長をされている時に出向させて頂いて、そこで「凄い人が一杯いるな」とカルチャーショックを受けて、JC運動にのめり込んで行くことになるのです(笑)。
「どうしてこの人たちはこんなに大変なことをさらりとやってしまうのだろう」とか、中途半端で妥協しない姿勢とか、それまでの自分の常識では考えられなかった人々がそこにはたくさんいらっしゃったのです。そのような方々にご迷惑をお掛けしながらご指導を頂いて、今の自分があるのだと思います。

この国際村の特徴は、川島さんがよく冗談っぽくおっしゃっていた「素敵な個人主義」というスタイルにも現れています。日本的な「みんなで仲良く上がっていこう」というより「能力のある人間が適材適所でその持ち味を発揮し、それを見て数名が切磋琢磨しチャレンジして育っていく」という考え方とでもいいましょうか、私も大勢の素晴らしい方々の中で揉まれて成長していくことになるのです。



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