今回の「キラめき!創造力フェスティバル」は、(社)姫路青年会議所、企業、行政、NPO法人、市民団体、学生ボランティアなどたくさんの人たちがそれぞれの立場で、地域の子ども達の為に協力しあった、素晴らしい事業になったと思います。「創造力」をキーワードにして、2つのテーマである「環境」と「ものづくり」の要素を、わかりやすく、楽しく、誰にでも参加できるように、事業のイベントという形にしていきました。

事業の柱でもある「ダンボールアートコンテストinはりま」では、播磨地域に住む人なら誰でもどんな団体でも応募可能で、ダンボールを使ったならどんな大きさの作品でも受付けるようにしたところ、幅広い層から応募があり、事業当日にはバラエティ−に富んだ質の高いダンボールアート作品を展示することができました。また、「実践!小学生ダンボールアートコンテスト制作」では、当日会場で申し込みのあった姫路市内の小学生の子ども達が互いに協力しあい楽しみながら、素晴らしい作品を作り上げました。

「わくわく工作教室」「環境ブース」「おもちゃの病院」というゾーンでは、企業、行政、市民団体、NPO法人などが15のブースを運営しましたが、予想を大幅に上回る盛況ぶりでした。「子ども創造力ステージ」では、9団体で総勢約400名の子ども達が、晴れやかに創造力いっぱいの活動発表を行いました。「おやこ海上(マリン)教室」では、姫路海上保安署の巡視船に乗船した3回の航海で親子200名が海の水質を調べて、環境について学びました。会場には、市民団体が運営した「グルメたべもの屋台」や、審査員の篠崎均先生と(社)姫路青年会議所メンバーが手作りした「ダンボールアートあそびゾーン」があり、大勢の小さな子ども達や親子が楽しんでいました。また、事業の最後には篠崎均先生のダンボールアート作品を「ダンボールアート・チャリティオークション」において、市内の保育園などに落札していただき、財団法人日本盲導犬協会に寄付をしました。

日本財団の助成などいろんな人たちの助けによって、「キラめき!創造力フェスティバルダンボールアートコンテストinはりま 」は成功し、地域の子ども達の「創造力」を目覚めさせることの一助を担えたのではないかと自負しております。