7月理事長挨拶要旨

 

大好きな姫路(まち)を 大好きなJAYCEE(ひと)と

楽することなく楽しもう

 

皆さんこんばんは。

先日7月4日、

第31代、1988年度の理事長 東海健生先輩がお亡くなりになられました。

7月8日、その葬儀の際に、

ご遺族のご挨拶としてご子息が、

東海先輩が残された言葉としてこんな話をされました。

 

「あなた達兄弟は、片腕はあなた達自身のために使いなさい。

そして、もう一方の腕は、みんなのことを考えてみんなのために使いなさい。」

そういう言葉を残されたそうです。

先月の例会で私は、

これからは地域主権の時代、地域は自立しなければならない。

ある意味では、地域間競争が始まります。

だからこそ、地域アイデンティティーの確立が必要です。

と、いう話をしました。

ややもすると、この「競争」という言葉だけが、

ずっとみんなの中に残ります。

社会も経済もより一層競争の中に、私達は踏み込まなければなりません。

でも、東海先輩がおっしゃっておられた、

もう一方の腕で、私達が、

みんなのことをいつも頭の中に

描いておく必要があるのではないでしょうか?

公、みんなのこと、それは、私達はややもすれば、

誰かがすること、

言葉は悪いかもしれませんが、

お上のこと、そんな風に思っているのかもしれません。

でも、競争の中でもやっぱりみんなのこと、

それを私達自身がいつも考えておくこと、それが必要でしょうし、

民主主義においてはそれが一番原点になることだと思います。

私達JCはその競争、英語で言う「コンペティション」を

ずっと現実にみながら、

共に創る「コラボレーション」という言葉もずっと使ってきました。

本当にこれを考えるならば、

いつもみんなのことを、公のことを

私達の頭の中においておく必要があります。

 

さて、99年01会議オ・ミルフィーユでは、

「姫路ライフエンジョイ構想」の中でこのみんなのことを考えて、

競争社会、コンペティションの社会だけれども、

そんな中でもみんなが力を出し合って、それを相互に編集するということで、

「相互編集」と言う言葉を書かせていただきました。

そして、そんな競争社会の中でこの相互編集をしたそんな姿を、

この私達の地域社会の中で具体化・具現化してみんなで見てもらおう、

そんな事業を今年行っていきたいと考えました。

それが、7月16日、「はりまNPO・ボランティア大賞(アワード)2000」であり、「あ!WAずガーデン2000」です。

だからこそ、皆さんも、7月16日、

(社)姫路青年会議所のすべての力を結集していただきたい。

 

そして、7月16日、私は、みんなのはれと出会いたい。

 

今日は2001年の私達(社)姫路青年会議所のリーダーを考えていく

大事な総会があります。

そしてまた、(社)三木青年会議所のOBでいらっしゃいます津田先輩からも

素晴らしいお話をいただきます。

どうぞ、ご協力とご静聴をお願いして、

7月の理事長挨拶と致します。

 

ありがとうございました。