いよいよ9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きます。みなさん夏バテはしておられないでしょうか?
先月は納涼家族例会ということで、イーグレ姫路の屋上のビアガーデンで開催いたしました。新入会員のがんばりにより本当に楽しい例会を開催することができました。家族の方々にも十分楽しんでいただけたのではないでしょうか。本当に新入会員の皆さん、また研修特別委員会のスタッフの皆さんお疲れ様でした。
そして、この8月末にはLOM全体事業である「あWA!ずGARDEN2003」が開催されました。本当に暑い一日ではありましたが、大勢の市民の方々にご参加いただき、大盛況の一日となりました。「はりま・NPOボランティアアワード2003」「ダンボールアートコンテストV3」「スローに語ろう劇場」「スローライフ体験道場」「ひめじワンワールドキッズフェスティバル」そして屋台文化保存連絡会が主催した「播州屋台会館早期建設シンポジウム」。一日で様々な事業が開催されたわけですが、それぞれの委員会、それぞれの特徴を出しながら、この一日で大きな成果を得ることができたのではないでしょうか。「市民意識高揚の祭典」そんなコンセプトのもと、なにかしら夢が形になっていく瞬間を見たような気がしました。本当にそれぞれの担当委員会の皆さんお疲れ様でした。また、影の設営隊として支えてくださったメンバーの皆さんお疲れ様でした。
先日の9月5日には「こころの教育実践授業−世界で1つだけの絵本をつくろう−」の締めくくりとなる絵本贈呈式が的形小学校でありました。私も立ち合わせていただきましたが、まずは単純に青少年事業はええなぁと感じました。絵本を受け取ると、ワクワクしながら自分の絵本に見入る児童達。そしてそんな児童を微笑みながら見つめる先生方。私自身も満たされた気持ちになります。このような地域と教育現場とが融合するコミュニティを青年会議所の手で是非広げていかなければならないと改めて実感いたしました。
このように本年度の事業も次々と開催され、それぞれの委員会が着岸する場所を見定める時期となってまいりました。そう意味においてはこの9月例会は節目の例会となります。この後の総会で次年度の理事役員の審議がございます。またこの例会終了後第一回の予定者理事会も開催されます。さらに本日から次年度の新入会員となる仮会員の方々にもご出席いただいております。いよいよ本年度と次年度が並行して進んでいく時期となりました。ただ青年会議所はあくまでも1つです。脈々と展開していく運動には当然継続性が必要ですし、またそこには揺るぎないビジョンがあるはずです。大きなビジョンに向かっていくためにも、2003年度と2004年度がしっかり手を携えながら残り4ヶ月精一杯がんばってまいりたいと考えております。
もう一点、ご報告がございます。
現在姫路市の議会が開会されておりますが、その議会の中で我々の先輩である北野実議員が本日個人質問にたたれました。私も傍聴してまいりました。一年生議員らしく、緊張の中にも、若々しくしっかりとした態度で質問をされておりました。質問内容としては3点ありました。1.オンリーワン(姫路にしかない)まちづくりについて 2.すべての人にやさしいまちづくりについて 3.観光駆動型まちづくりへのシフトについて です。その中で青年会議所に深く関わる事項として2項目あげられました。ひとつは(社)日本青年会議所全国会員大会姫路大会への支援について。そうしてもう一項目は播州屋台会館早期実現に向けて です。
我々が推し進めようとしている事業に対してOBである市会議員が後押しをしていただけるということは、他にはない強力な支援であると実感いたしました。とともに、青年会議所という団体の行政における認知度、あるいは存在価値までが押し上げられる結果となっているように感じました。逆に言うと、我々はそれだけ責任のある、責務を果たさなければならない団体にもなっているということです。
全国大会については、行政として最大限支援していくとの答弁をいただきました。また屋台会館建設については、決して道のりは平坦ではないでしょうが、祭りを各村々の祭事であるという観点から観光資源として捉えるような一歩前進した答弁も出ておりました。ここで皆様にご報告しておきます。
さて、今回は妖怪伝説から学ぶ播磨の歴史と題した例会です。私は正直妖怪や霊といったものはあまり好きではありません。それは怖いからです。しかしこの妖怪というものは、人間の自然界に対する畏敬の念の表れとして創りだされているものだろうと思います。それだけに、それぞれの地方において言い伝えられている妖怪伝説とはその地方地方の特色、つまりは民俗性が凝縮されているわけです。地域のアイデンティティの確立を訴える文化交流委員会ならではの例会と本当に楽しみにしております。どうか皆さんもしっかりと聞き入ってもらって、家に帰ってからご家族にもお話をしてあげてください。ただし、便所に行けないくらい入れ込まないようにしてください。
それでは本日の例会もよろしくお願いいたします。