地域プロデューサー育成塾は、公益社団法人日本青年会議所の地域リーダー育成委員会がおこなう事業で２月から全６回(東京会場と大阪会場)にわたり行われました。

私が参加した大阪会場は、約６０名の受講生がおられ、ＪＣメンバーが約７割、一般の方（役所の方や議員さんが多かったです）が約３割で、沢山のＬＯＭの方と交流ができただけでなく、一般の方とも交流ができ、楽しい時間を過ごすことができました。

塾長の木村俊明氏をはじめ、毎回著名な講師の方の講義を受けたのち、地域活性化についてグループディスカッションやワークショップ、ワールドカフェといった手法を用いて実際に自分の地域で何が問題なのか具体例を挙げ、深く議論を重ねてきました。

また、第５講座では、地域再生の成功事例となっている鹿児島県鹿屋の柳谷集落（通称：やねだん）で１泊２日の合宿をおこない、子どもからお年寄りまで一緒になって住民総出で集落のために団結している姿を目の当たりにし、また、集落のリーダーである豊重哲郎さんの熱い講義に感銘を受けました。「住民を突き動かしているのは、感動の共有。それが集落の底力になっている。」そう仰っていました。

また、木村塾長からは、「リーダーは、１人の反目者も放っておいてはいけない。リーダー自らが対話を重ね、説得ではなく、納得してもらうまで根気強くコミュニケーションをとらないといけない。」というお話しがあり、どの組織にも通用することだと思い、この教えを大切にしていこうと思いました。

次年度も地域プロデューサー育成塾が開講されると聞いております。沢山の交流と学びの機会がありますので、興味のある方は受講されてはいかがでしょうか。

私は、次年度まちづくり室の副委員長を拝命しております。この育成塾で学んだことを生かせるよう、邁進していきたいと思います。

清水大輔