2022年05月10日(火)【環境意識変革計画④】
リサイクル歴10数年!資源循環を謳う企業、
株式会社良品計画様の素晴らしい取組とは!?

皆様こんにちは!公益社団法人姫路青年会議所 未来環境創造委員会の田中建次です!

今回も持続可能な住みよい姫路のまちの実現のために、環境について皆様と一緒に学んでいく場を作って参ります。

本日は5R(リサイクル、リデュース、リユース、リペア、リフューズ)の中のリサイクル、リユースの取り組みを取材してきました。

 

早速ですが、本日はこちらの企業の取組を取材して参りました!!

皆様ご存じ、無印良品さんです!

国内約500店舗、姫路市内にも3店舗を展開されている、言わずと知れたお店ですね!!

 

皆様も無印良品さんの商品や衣類などお持ちの方もいらっしゃるのではと思います。

そんな私たちの日常生活にリンクした無印良品さんの環境への取組、「BRING」、「ReMUJI」について今回は取材してきました!

「BRING」、「ReMUJI」とは、無印良品さんのリサイクル、リユースの取組のことです。

 

無印良品さんってこのように、店頭に衣料品の回収ボックスがあるってご存じですか??

無印良品さんでは、無印良品の衣料品全般(下着を除く)、タオル、シーツ、カバー類を店舗にて回収しています。

回収した衣類は、

着ることができないものは、服の原料などにリサイクルへ →→ 「BRING

手を加えることで着れるものは日本国内で染め直し、新たな商品としてリユースへ →→ 「ReMUJI

 

衣料品を捨てるのではなく次の衣料品の原料として、または手を加えて新たな商品として資源循環しているんですね。

 

それでは、無印良品ピオレ姫路店の吉澤店長にお話を伺いましょう!!

福永委員長 : 早速ですが、良品計画さんは何故この取り組みを始めるに至ったのでしょうか?

 

吉澤店長  : 無印良品としてものづくりをしていく中で、環境のことは必然的に紐づいてくるところではあったと思います。

 

2010年に“FUKU-FUKUプロジェクト”という名前で、衣料品の100%リサイクルを目指して発足しました。こちらは良品計画だけではなく、いろいろな企業さんとの連携プロジェクトで立ち上がったものです。目的としては、自然とより良い関係を考えながら地球資源の循環化、廃棄物削減となります。その後、名称は“FUKU-FUKUプロジェクト”から“BRING”に変わって今に至っています。

その中で、BRINGに関しては、ReMUJIも含め繊維製品の回収を各企業がさせていただいて、それをどうやってサイクルさせていくかの取組をしているのがBRINGになります。服の原料にしたり、リサイクルとして再販していくということをやっています。

 

福永委員長 : 凄いですね!2010年からということは、非常に早い段階から資源循環に企業として動いていたんですね!驚きです。

取組を導入するにあたっての課題は何でしたか?

 

吉澤店長  : 我々はあくまでも回収というところになるので、まわりのお客様の共感、理解、認知というところです。

無印良品を使ってくださるお客様は、環境面に関して理解のある方が非常に多いと思います。

そういった意味では、理解は得やすいかと思います。とは言っても、こちら側としても、回収しますと謳っていても、実際そこで行動していただけるのかどうかという部分が一番大事かと思います。

福永委員長 :なるほど、やはり消費者の意識が行動まで繋がるかが大きな課題だったわけですね。
取組を始めた際の最初の目標は何でしたか?

吉澤店長  : このプロジェクトの最初の合言葉は、「衣料品を100%リサイクル」ということなので、なかなか壮大な目標だなと私自身も思っています。

無印良品は1980年代に生まれました。当時は大量生産、大量消費という考え方でしたが、そのような考え方は怖いよね、というアンチテーゼでできたのが元々の無印良品の始まりでした。その辺が合致し始めてきているというのが、ここ数年なのかなと感じます。

福永委員長 :確かに100%リサイクルは非常に壮大な目標ですね。その時代にその意識を持たれていたことが素晴らしいと思います。

取り組むことで会社として明確なメリットはありましたか?

 

吉澤店長  :  あくまで無印良品の元々の思想、考え方とそういったものが合致し、紐づき、そこからこういったことができる、と派生している流れになります。なので、メリットいうメリットは特別にないかと思います。

 

福永委員長 : なるほど、企業思想の延長線上にあったということですね。

逆に取り組むことで会社としてデメリットはありましたか?

 

吉澤店長  :  店舗、現場レベルではあまり感じないですね。

 

福永委員長 : 取り組みを継続する上で何か問題はありましたか?

 

吉澤店長  :  2010年からスタートしていますが、現場レベルでの温度感は高くはなかったというのはあります。

お客様が共感してくださって持ってきてくださるというのが前提にはなりますが、いきなりそんな高い温度感で臨んでいたということは、私が働いている中ではなかったかと思います。

 

年々、世間の皆様の考え方もだんだんそういうところへ意識が高まっていく中で、そういう声が社会に広がり、少しずつ認識が変わってきていると思います。

最近では環境等をテーマにしたお店や、全店舗で回収の作業を常設してプロモーションしながらやっていくようなことも、ここ何年かで始まっているところになります。

福永委員長 :やはり同じ温度感で取り組みに動いてくれる方々がいないと認知も広がりきりませんね。何故それをしないといけないのか、という背景を共有できないと意識に留めておくことが難しそうですね。

取り組むことで社員の環境への意識は変わりましたか?

 

吉澤店長  :  こういう取組があると分かって理解して、共感してくれる従業員たちは、衣替えの時などに服を整頓して要らなくなったものを捨てずに出勤時に持って来てくれたりしています。

 

福永委員長 : 素晴らしいですね、まずは自分たちでやってみることが重要かと私も思います。確実に取り組みの効果が出てきていますね。

取組に関して、今後新たな目標などがあれば教えてください。

 

吉澤店長  :  大きな規模だけではなく、地域の方と一緒に何ができるのかを考えていくのが、私達の使命だと思っています。これからどうなるかはわかりませんが、色々なものが起きていくのかなと思います。

 

プラスチック製品の回収や行政の皆様と連動して店頭で回収できるお店もあります。例えば、シェルフ商品の体にフィットする、ビーズクッションです。無印商品の商品に限られますが、本来は粗大ゴミで回収してもらうものですが、行政等と連動して店頭で回収して転用しています。

あと、子供服や絵本を引き取って回収し、ほしい方に持っていってもらう取組をやっている店舗もあります。

前回の姫路青年会議所さんの記事https://www.himejijc.or.jp/committee/mirai/21673.htmlで掲載されていた食品ロスに関しての取組も積極的にやっているお店もあります。

姫路市さんがやっているフードロスへの取組(https://www.himejijc.or.jp/committee/mirai/21544.html)ですが、他の無印良品でやっている取組の中で、フードドライブをやっているお店もあります。そういったことができるかもしれないということで、フードバンクはりまの辻本さんを姫路市さんから紹介していただきました。無印良品の店舗で設置できれば、少しでも回収量を増やすことができるのではと考えております。

 

福永委員長  :本当に様々な素晴らしい取組をされていますね。今回は「BRING」、「ReMUJI」に焦点を当ててお話を伺いましたが、まだまだたくさんの取り組みをされていることが非常に興味深いです。是非その取組をされている店舗もいつか見に行きたいと思いました。

そしてこの4回目の取材でもやはり「認知する、意識する」という課題が上がってきましたね。様々な企業、団体が環境への取組をしていることに関して、市民の認知を広げていくことに大きな課題がありそうです。本日は貴重なお話、誠にありがとうございました。

今回は無印良品さんのリサイクル、リユースの取り組みについてお話を伺いました。

私たちの生活に直結しているものも資源循環しているんですね!!

 

こういった取組を知り、私たちはどのような行動に移すのか?

我々は持続可能な社会の実現のために何を学び、何を行動していかなければならないのか?

これからも様々な取組を取材することで一緒に学んでいきましょう!!

 

次回は、網干のイシヅカ靴店様へ!

お話を伺います。

更新は6月10日です!

 

来月もお楽しみに!!

~過去の記事はこちらから~

 

この記事を読んで参考になった方は、「参考になった👍」を是非おしてください!!

218400cookie-check【環境意識変革計画④】
リサイクル歴10数年!資源循環を謳う企業、
株式会社良品計画様の素晴らしい取組とは!?