じゃあ、手順は?(まちづくりのサイクル)
闇雲に何かするよりは、下の図式にあてはめてシナリオを考え、行動するのが、目標への近道なんじゃないかな。

            
                              

                                         


みんなで共有できる目標のまち思い浮かべ、そこから今の現状を見れば、取り組まないといけない課題は出てきます。そして、課題を達成できる行動はたくさんあるはずですが、自分に合い早く達成できる行動を選択し、行動に移します。

  

姫路ってどんなまち?(現状を認識しなくてはね)
姫路は気候が温暖で、山や海・川もあり、スーパーやコンビニなどの便利なものもそろい、さらには姫路城・書写山円教寺などの姫路にしかない固有のものまで兼ね備えています。
自分たちがどんなまちを目指そうとしているのかをはっきりさせるために、自然豊かな面・牧歌的な面を「田舎的な面」、大都市に見られるような面を「都会的な面」、そして他のまちと比較して姫路ならではの面を「姫路固有の面」として以下のように分類しました。

田舎的な面

・山や田んぼがある
・“ムラ”コミュニティがまだ残る
・消防団・農区・自治会がある
・義理人情がある
・郊外には自然が残っている
・ため池が散在する
・バス・電車が通らない場所がある
・近所づきあいがある
  姫路固有の面

・姫路城がある
・城下町の名残が多い
・古い町名が残る
・気候に恵まれている
・書写山円教寺がある
・秋祭りが盛ん
・播磨重工業地帯があり産業が盛ん
・姫路港がある
・瀬戸内海の海の幸を得られる
・伝統工芸がある
・濠がある
・自衛隊がある
  都会的な面

・百貨店・スーパーは多い
・中心部には繁華街がある
・マンションもかなり多い
・病院も多い
・高速道路が東西に2本走っている
・新幹線が停車する
・住宅が広がる
・雇用の機会が多い
・コンビニが多い
・文化センター・体育館などの施設がある

これらを活かすためこんな取り組みが考えられます
田舎を促進

・帰農を促進(田舎学校で田舎の暮らしを教える)
・建築規制・開発規制を強化
・交通の中心を自動車から自転車・徒歩に切り替える
・自然保護条例
・工場進出に歯止めをかける
・護岸工事をコンクリートでなく、自然を利用したものに移行する
・教育に農業を取り入れる
・舗装をやめ、土を生かす
  固有の面を活かす

・姫路城をPRする
・城にふさわしい駅舎の建設
・大手門前の再開発を武家邸など城に似つかわしいものにする
・大手前通を城にマッチした飾りつけにする
・城下町の町並み保存
・由緒ある町名の保存・宣伝
・城以外の観光資源のPR
・屋台会館の建設
・新規産業の誘致
・伝統工芸の継承・保護・PR自衛隊と市民の交流・協働
都会を促進

・地下鉄を作る
・大規模な体育館・競技場
・産業誘致
・空港・ヘリポートを作る
・大学の誘致
・施設建設の開発促進
・ビル・マンション建設をしやすいように条例制定
・マスメディアの誘致